January 25, 2010

CotEditorでLaTeXファイルをタイプセットするスクリプト

編集中のTeXファイルをDrag & Drop pTeXでタイプセットするスクリプト。texファイルはどこかに保存されている必要があります。デフォルトではpTeX.appは“アプリケーション”フォルダにインストールされているとします。pTeX.appのスクリプトを参考にしました。少し書き換えればportsなどでインストールしたpTeXにも対応できるかもしれません。

ダウンロード

TeX2PDF.applescript
TeX2PDFwBibTeX.applescript (jBibTeX)
https://gist.github.com/1601133


インストール

スクリプトフォルダ
~/Library/Application Support/CotEditor/ScriptMenu/
以下のどこかに置きます。メニューバーのスクリプトメニュー(ヘルプの左)から“スクリプトフォルダを開く”ことができます。Finderであるフォルダに移動するためには command + shift + g が便利です。

使い方

* インストールしたらメニューバーのスクリプトメニュー(ヘルプの左)から“スクリプトメニューを更新”。ちゃんとインストールされていたらTeX2PDFというメニューが表示されているはず。TeXファイルを保存したら、そのメニューをポチッと。

* デフォルトではファイル名をTeX2PDF.@~p.applescriptとしたら、ショートカットは、
command + option + p
ショートカットの変更の仕方は ~/Library/Application Support/CotEditor/ScriptMenu/_aboutScriptFolder.rtf に載っています。

たとえばTeXShopのように command + t にショートカットを当てたかったら、ファイル名をTeX2PDF.@t.applescriptとします。ただしこの場合はFontパネルのショートカットとバッティングしてしまうのでCotEditorのKey Bindingの設定でShow Fontsのショートカットをつぶしましょう。

* TeXファイルが保存されていないとタイプセットできないので、 command + s → command + option + p というコンボで使うといいと思います。

注意

ターミナルの Preferences > Setting > Shell > When the shell exits: で Close if the shell exited cleanly を選んでおかないとウィンドウが開きっぱなしになってしまうので鬱陶しいです。

雑感

CotEditorDrag & Drop pTeXもすごくいい!

追記(2010/8/29)

jBibTeXも含めたものを追加しました。

追記(2010/9/14)

TeX2PDFwBibTeX.applescriptのバグを取り除きました。

追記 (2011/1/25)

gs: command not foundなんてエラーが出るときは小川さんのページでESP Ghostscriptをダウンロードしてインストール。

6 comments:

  1. 初めまして。突然失礼いたします。
    上記applescript、ぜひ利用させていただきたいのですが、リンク先のgoogleサイトの権限が足りず、ダウンロードできない状態にあるかと思います。
    もし現在もダウンロードできるのであれば、ご対処いただければ嬉しく思います。

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  2. コメントありがとうございます!
    ファイルの場所を変更しました。
    よろしくお願いします。

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  3. 迅速なご対応ありがとうございます!
    利用させていただきます。

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  4. 再度申し訳ありません。何故かスクリプトがブランクなのですが、再度アップして頂く事は可能でしょうか。よろしくお願いします。

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  5. すいません。手違いで消してしまっていました。ご指摘ありがとうございます。
    BibTeXを含めたタイプセットをするものも追加しました。
    よろしくお願いします。

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  6. ありがとうございます!早速試してみます。

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